防犯・安全意識の徹底に関する注意喚起

2022/9/19
 カンボジア及び日本の新型コロナウイルス感染症に係る水際対策の緩和が進むに連れて、邦人のカンボジアへの渡航者数も回復傾向にありますが、これに伴い邦人の方がひったくり等の犯罪被害や事故に遭ったとの報告も増えております。
 特に今週末から週明けにかけては、プチュム・バン(今年は9月24日から26日。日本のお盆に相当)を控えておりますが、同期間前や同期間中は帰省ラッシュに伴う交通事故や帰省のための旅費欲しさから一般犯罪(ひったくり、スリ、強盗)が増加する傾向にあります。同期間中は当地の官公庁や当館及びシェムリアップ領事事務所も閉館(当館及び領事事務所は9月26日(月)閉館)となり、この期間中に旅券を紛失した場合は各種手続きに大幅な時間がかかり、滞在を継続することも予定を切り上げて日本に帰国することもままならない状況となる可能性がありますので、この期間中にカンボジア国内に滞在される方は以下の点に十分ご注意下さい。
 
1 犯罪被害に関する注意
 邦人が犯罪の被害者となる事例は、コロナ禍前と比較すると少ない状況にはありますが、最近はコロナ禍期間中と比べると顕著に増加傾向にあり、毎週のように邦人の被害事例が報告されています。
 特に多いのはひったくりやすり・置き引きなどの窃盗被害ですが、最近はいかさま賭博など明らかに日本人をターゲットにしていると思われる犯罪事例の報告も散見されています。
当地滞在中は、常に自身が犯罪者のターゲットになり得るとの前提で周囲に警戒をはらうとともに、貴重品を分散させて所持するなど、犯罪に巻き込まれた際の被害を最小限にする対策を積極的にとるようにして下さい。また、不幸にも被害に遭った場合は、決して抵抗することなく身の安全を最優先にした行動を心がけて下さい。
【犯罪被害事例と対策】
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html
 
2 事故に関する注意
 当地では交通インフラが未発達で人々の安全に対する意識も高くないため、交通事故を始めとした各種事故は場所を問わず日常茶飯事に発生しております。そのうえ、事故に巻き込まれた際の対応も日本と比べると著しく劣ることが多く、救急車や警察の出動すら期待できないことがあるうえ、外国人であるとの理由だけで本人の意思に関係なく比較的良質な医療機関に強制的に移送され、後日高額な治療費を請求されることもあり、多岐にわたり困難が生じることが多々あります。
 事故の中でも特に多いのが交通事故ですが、当地は交通安全の意識が低いため、自身が気を付けているだけでは避けられない事故が多いのも事実です。自分自身が気を付けるのはもちろんですが、事故に巻き込まれる可能性を常に念頭に置くことが重要となりますので、都合が許す限りより安全な交通手段を選ぶとともに、自身が運転や通行をする場合はなるべく見通しがきく日中に時間に余裕を持って移動できるよう調整するとともに、相手が交通違反(信号無視、逆走、転回禁止違反、スピード違反)をしているくらいの前提で細心の注意をはらうよう心がけて下さい。
 
3 旅券(パスポート)の保管・管理
パスポートは海外で唯一自身の身分を自国政府が証明する書類で特に厳重な管理が求められます。重要な書類であるが故にパスポートの再発行や帰国のための渡航書の手続きも厳格化されており、戸籍の提出が必須となっています。また、カンボジアでは、有効な査証が無い状態での出国が認められていないため、パスポートや帰国のための渡航書の取得後にカンボジア入管にて出国査証を申請・取得する必要がありますが、出国査証に関する事務は入管当局の業務日のみの取り扱いで土日や祝祭日は申請を受け付けてくれません(このため、当館における旅券の再発給や帰国のための渡航書の発給も原則当館開館日のみの対応となっています。)。
このため、被害発生のタイミングによっては1週間近くカンボジアから出国できないこととなります。
【パスポート紛失時の対応について】
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000031.html
 
4 連絡先
【電話】
開館日の午前8時~正午、午後1時30分~午後5時15分以外は、音声ガイダンスに従って下さい。
○在カンボジア日本国大使館 領事班:023-217-161~4
○在シェムリアップ領事事務所:023-962-664
【メール】
業務時間中のみの対応となりますので、緊急時は必ず電話で連絡して下さい。
○在カンボジア日本大使館 領事班:consular.jpn@pp.mofa.go.jp
○在シェムリアップ領事事務所:consuljp.rep@re.mofa.go.jp