日本政府は世界的文化財の保存修復に貢献するため、
ユネスコ文化遺産保存日本信託基金を通じたプロジェクトとして、1994年に
「日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA:Japanese Government Team for Safeguarding Angkor、団長:中川武 早稲田大学名誉教授)」
を結成。第3フェーズからはアプサラ機構とJSA による合同チームJASA(JSA and APSARA Safeguarding Angkor) を組織し,両者の共同によって現地での事業を実施している。これまで延べ1,300人を超える日本人専門家が現地に赴き、約85人のカンボジア人スタッフと共同で保存修復活動に当たっている。